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ウイルス性結膜炎(はやり目)について

[2019.03.20]

[最終更新日:2021.01.20]

著者

上江田信彦

医学博士・眼科専門医

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「はやり目」はウイルスによっておきる、非常にうつりやすい結膜炎です。

はやり目には流行性角結膜炎 咽頭結膜熱 急性出血性結膜炎の三種類があります。

流行性角結膜炎

急激に発病し、目がころころして赤く腫れ上がり、涙のような目やにが大量に出ます。
発病後1週間は悪化し続け、その後1〜2週間で徐々に治ります。
発病後1週間以降でウイルスに対する免疫反応により角膜に炎症がおこる事があります。
この炎症は治るのに数ヶ月以上かかかる事があります。

咽頭結膜熱

目の症状は流行性角結膜炎に似ています。これに加えて発熱やのどの痛みがおこるため
まず小児科を受診し、小児科医から目の診療を依頼されることがあります。

急性出血性結膜炎

急激に発病し、目の痛み・白目の充血と出血・目やにがおこります。発病してから7〜10日で治ることが多いです。

治療

残念ながらウイルスに対する特効薬はありません。
細菌などが混合感染を起こすのを予防するために抗生物質の点眼を、
症状をやわらげるため、病原体に対する免疫反応を押さえるためにステロイド剤の点眼を使うことがあります。

生活上の注意点

涙や目やにから接触感染をおこし、非常にうつりやすいです。
ご家庭では、洗面器やタオルは必ず別にして、この病気にかかっていない人も手をよく洗ってください。
患者さんの目や手が触れたものは熱湯で消毒してください。
患者さんがお風呂に入るのは差し支えありませんが、ご家族の入った一番後に入ってください。
患者さんの入浴後は、浴槽・洗い場・洗面器を洗剤をつけて十分に洗ってください。

保育所・幼稚園・学校はインフルエンザと同様に出席停止になります。必ず休んでください。

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