メニュー

糖尿病網膜症について

[最終更新日:2022.08.20]

糖尿病にかかった方は眼科への通院が必要です。

血糖値が長期間高くな莉続けると全身の血管がいたんできます。眼のなかの光を感じる神経の膜(網膜)の血管もいたんできます。これを糖尿病網膜症とよびます。

糖尿病網膜症は日本の失明原因の第二位です。糖尿病網膜症によって、毎年約二千人が社会的に失明していると言われています。また、失明には至らなくても視力が低下すると、薬が見分けにくくなったり、ウォーキングなどの運動がしにくくなったりして糖尿病の治療に支障が出る事があります。

また、糖尿病網膜症があると、脳卒中や心筋梗塞など生命にかかわる病気がおこりやすくなります。このため糖尿病を治療する内科医にとっても糖尿病網膜症の状態を把握することは非常に大切です。

当院では眼底精密検査、OCT、OCTアンジオグラフィーを使用して糖尿病網膜症の状態を把握します。検査結果は連携手帳などを使って内科主治医にフィードバックします。

当院では糖尿病網膜症に対するレーザー治療を行っております。抗VEGF剤の注射や硝子体手術は専門機関に紹介しております。

 

生活上の注意点

内科の治療により血糖、血圧、コレステロール、中性脂肪をさげることが大切です。

糖尿病網膜症の病期

単純網膜症

網膜の血管がいたむと、血管から水分や赤血球がもれ出します。このため眼底に出血や浮腫がおこります。

治療

内科の治療に専念します。

増殖前網膜症

単純網膜症が悪化すると毛細血管がつまり始めます。毛細血管がつまると、周囲の毛細血管や静脈が変形したり、網膜が白く濁ったり(軟性白斑)します。

治療

蛍光眼底造影検査で網膜の毛細血管がつまった部分(無血管野)を把握し、そこにレーザー治療を行います。

増殖網膜症

無血管野がひろがると、新しく血管が生えてきます。これを網膜新生血管とよびます。網膜新生血管は網膜剥離や、眼のなかの大きな出血である硝子体出血を起こします。

治療

蛍光眼底造影検査で新生血管の状態を把握します。新生血管があると広範囲にわたって網膜にレーザー治療を行う必要があります。また網膜剥離や硝子体出血が起きた場合には、硝子体手術とよばれる手術をする必要があります。当院では硝子体手術は行っておりませんので、八尾徳洲会総合病院・おおしま眼科池本クリニック・多根記念眼科病院に依頼しております。


糖尿病黄斑浮腫

眼球の一番奥の網膜には光を感じる細胞がたくさんあり、ものを見る力が特に強い部分があります。これを黄斑とよびます。糖尿病黄斑浮腫は網膜の血管がいたんだために、血管内の水分が血管外にもれ出すことによりおこります。糖尿病黄斑浮腫がおこると視力が低下します。

治療

糖尿病黄斑浮腫には眼内への抗VEGF剤の注射が有効です。場合によってはレーザー治療やステロイド剤の注射を行うことがあります。当院では眼内への抗VEGF剤の注射は行っておりませんので、八尾徳洲会総合病院に依頼しております。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME