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視野検査を上手に受けるためには

[2020.06.22]

視野検査を上手に受けるためには集中とリラックスが重要です。

緑内障の患者さんの中には視野検査を上手に出来ているのか不安になる方もいるのではないでしょうか? 今回はハンフリー視野検査を上手に受けていただくためのコツについて説明します。

私事になりますが、私もたまに視野検査を受けます。始めて視野検査を受けたときには検査中は「ピッピッ」という単調な電子音を聞きながら、うすい光が見えたらボタンを押しているうちに、ぼーっとしてきて意識がぼやけてきているような感じがしました。「自分は検査をうまく出来ているのかな?検査の途中で寝てしまったりしていたらどうしよう?」と不安になったことを今でも覚えています。

緑内障の患者さんは視野検査を定期的に受ける必要があります。視野検査を上手に受けないと結果が不正確になり、適切な治療を受けることが出来なくなってしまうのでは、と心配になるのも無理はありません。


視野検査の結果には、患者さんが視野検査をどれだけ上手に受けたかをあらわす項目があります。それは固視不良・偽陽性・偽陰性という項目です。それぞれどんな項目か、どうすれば改善できるのかを見て行きましょう。 

固視不良

これは検査中にどれだけ目を動かしてしまったかをあらわす数字です。視野検査は一点を見つめたときに、ものが見えている範囲(視野)のどこがどれだけ見えているかを調べています。検査中に目を動かしてしまうと検査の結果が不正確になりますので、検査中は真ん中の光に注目してください。光が出てきたらついそっちの方に目が向いてしまいますが、そこはぐっとこらえてください。

偽陽性

光が見えるはずがないのに誤ってボタンを押してはいないかをあらわす数字です。実際には、視野計が光を出さずに音だけ出したときにボタンを押した回数をカウントしています。視野検査の受けている最中につい頑張りすぎてしまってボダンをガンガン押しまくってしまうと、この数字が上がってしまいます。リラックスして光が見えたら押すようにするといいでしょう。私が検査を受けるときには「見えてなかったら見えていないでしかたがないし、それは視野計がフェイントをかけているだけ。」と思うようにしています。

偽陰性

光が見えているはずなのにボタンを押していないことをあらわす数字です。具体的には患者さんが見えるはずの強さの光を出したのにボタンを押せなかった回数をカウントしています。検査に十分に集中できていないことをあらわす項目です。患者さんの多くはこの項目が気になるのではないでしょうか?

検査に集中できない原因はいくつかあります。

検査中に眠くなる:このような場合、検査の前日に緊張して眠れなかった、仕事が忙しくて寝るのが遅くなってしまったとおっしゃる患者さんが多いです。なかなか難しいとは思いますが、検査の前日は十分に休養をとってください。

姿勢がつらい:椅子やあごの位置の高さが身体に合っていないために姿勢がつらいと検査に十分集中できなくなります。このような場合には、遠慮せず検査員に声をかけてください。

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