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眼底検査の意義

[2019.03.20]

img_symptom_001参天眼底

眼底は体の中で唯一、血管を直接見ることができる場所です。眼底検査をすることにより、高血圧症や糖尿病など、全身の血管に異常をきたす疾患の状態を眼底の血管を通じて検討することができます。このことから高血圧や糖尿病の予防と早期発見を目的とする特定健診にも採用されています。

高血圧と眼底

高血圧による眼底の変化が重症であるほど、脳卒中、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)などの循環器疾患で死亡する可能性が高くなります。ですから、高血圧による眼底の変化は高血圧の治療方針を決める上で大変重要です。高血圧による眼底の変化は、まず血管にあらわれます。これを高血圧眼底と呼びます。これが進行すると網膜出血などがあらわれます。これを高血圧性網膜症と呼びます。

高血圧眼底

 眼底の血管に高血圧または動脈硬化による変化があらわれると、循環器疾患で死亡する可能性が正常の方と比べて最大2倍まで増加します。このような変化がある方は内科を受診する必要があります。

 高血圧性網膜症

 眼底の変化が進行して、眼底出血などがあらわれると循環器疾患で死亡する可能性が正常の方と比べて2倍以上に増加します。このような変化がある方は早急に内科を受診する必要があります。

 糖尿病網膜症

 糖尿病網膜症とは、糖尿病によって網膜の血管がいたみ、視力低下などがあらわれる病気です。糖尿病網膜症は日本における中途失明原因の第2位です。しかし糖尿病網膜症の初期には視力が低下しない場合が多いので早期発見が重要になります。

また糖尿病網膜症が進行するほど循環器疾患で死亡する可能性が高くなります。軽症~中等度の網膜症では網膜症のない方と比べると致命的な心血管病が起こる可能性は2倍以上に、重症の網膜症では5倍以上に増加します。

糖尿病網膜症について

 

 正常眼圧緑内障

 正常眼圧緑内障は、目から脳にものが見えた信号を送る神経(視神経)が徐々に弱って死んでゆくために視野が狭くなる病気です。正常眼圧緑内障で視野が狭くなると、現代の医療では回復することができません。このため正常眼圧緑内障では早期発見が大切になります。初期の正常眼圧緑内障には自覚症状がありません。しかし初期から眼底の視神経乳頭に異常が起こります。そこで正常眼圧緑内障の早期発見には眼底検査が大切です。

 緑内障について

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